薬棚

店舗を閉じる漢方薬局から譲っていただいた、薬棚の取っ手を修復しました。

生薬を入れて実際に使っていたそうですが、漢方薬を煎じて飲むお客さんはほとんどいなくなってしまった、と仰っていました。今後はかっこいいインテリアとして使用させていただきます!


漢方(中国の薬)は古代の時代から日本に入ってきていたけれど、大変高価なものだから皇室や貴族しか使えず、明治以降、西洋医学が主流になってからは漢方薬は効果が証明されていない「なんだか胡散臭いもの」のようになってしまって、ようやく現代になって効能が解明されてきて一般人にも広く使われるようになったそうです。

実際、今の市販薬の風邪薬や胃腸薬のほとんどに『生薬』として漢方薬が配合されているし、わざわざ『生薬配合』と記載されているとプレミアム処方扱いになっていたりいします。史上一番漢方薬の恩恵にあずかっているのは現代の私たち、なんだそうです。

でも飲みやすさ、品質管理、などなどの面から、風邪薬のように粉末や錠剤に加工されたものがほどんどで、やはり煎じて飲む、ということはあまり一般的ではありません。

Laughterでは、『煎じて飲む漢方薬』をお茶の一つの選択肢として味わっていただければと考えています。私も胃の漢方薬【安中散】を煎じて飲んだ時、インドのお茶チャイみたいだ、と感じました。実際どちらにもショウガやシナモン等のスパイスが入っています。あとは体質やその時の体調にあえば美味しく感じるものもあるはずです。

Laughterでのひとときが、自分の体調を感じる・考える時間にもなれば幸いです。



Laughter ラフター

小湊鉄道の見える田んぼの縁 漢方薬も煎じられる肉まん屋オープンカフェ 2025年初夏オープン目指して絶賛準備中

0コメント

  • 1000 / 1000